【日記】祖父と同い年のおばあちゃまとお話した話

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その日、乗ろうとしていた一本前の電車にギリギリ間に合いそうだったのでダッシュし、少し息を上げた状態で乗り込み、空いていた椅子に腰を下ろして電車が走り出したところで、お隣から声をかけられました。

ふくふくもこもことしっかり着込んだおばあちゃまが、「これからお勤めです?急いでたでしょ?」と聞いてきた。

 

私は一瞬、駆け込み乗車に見えたのかな?と思ってしまった。だがここは京都ではなく東京だ。うっかり京都の血が「おっ、煽りか?」と疼いてしまったから急いで鎮まりたまえと唱えた。ちなみに私は修学旅行で行った事があるだけで京都とは無縁である。親族すらいない。

 

違いますよ〜乗れそうだったから急いだだけですって返事をしたらおばあちゃま、そうなんですね、今日は電車が空いてるから座れて良かったとかこれから◯◯へ行くんですよ〜とお話を続けた。これは完全に世間話をする流れだ。

わた氏、めっちゃ人見知りするタイプ。共通の話題があればそれなりにおしゃべりができるけど、お名前もお住みもご趣味もご性癖もわからない見知らぬ人とは全然おしゃべり出来ない。

散歩友達のおばちゃんが、こないだ新幹線に乗ったらおしゃべり好きなおばさんだったの〜二時間もずっと喋りっぱなし!という話を思い出していた。

困った。でも別にやめてくださいと言うのもおかしな話だ。いぬんぽ仲間おばちゃんは迷惑だったと言っていたけど、私が勝手に困ってるだけでおばあちゃまは迷惑なんてかけてないのだから。

 

すぐ乗り換えするからいいかと話を終わらせたい気持ちを切り替えてお話を聞いていると、今度米寿のお祝いに姪っ子さんと海外旅行をしに行くと教えてもらった。

それを聞いた瞬間、おばあちゃまの見る目が変わった。

米寿、88歳。去年亡くなった祖父がもし、病気から回復して今も生きて誕生日を越していたら目の前のおばあちゃまと同い年だった。雰囲気も性別も全然違うのに、旅行が好きだった祖父が隣にいるような気がした。

 

社会人になった孫が素っ気なくて寂しい話。土日関係なく働く人は大変だとお孫さんを心配してる話。旅行が楽しみな話。日本から目的の外国までは直行便が出てるって豆知識。別の国で乗り換えすると数時間待たされると不満を言い出すからとおばあちゃまは直行便、乗り換えの待機時間で買い物したい同行の姪っ子さんは別の便でそれぞれ向かうというちょっと笑ってしまった話。

私と違っておしゃべりが得意なおばあちゃまはたくさんお話を聞かせてくれました。すぐ乗り換えだったので、ほんの数分だけでしたけど、楽しい時間でした。

お名前とか全然知らないし多分一期一会の出会いだったし、お顔の形の記憶もおぼろげだけど長生きしてほしいな。かなり長距離だけど海外旅行楽しんできてほしいな。このご時世強盗とか不安って言いながら見ず知らずの私に裕福さを窺わせるお話をしちゃううっかりさにちょっと心配だな。

そんなほっこりした事がありました。いつものように勘弁くれ〜って静かに拒否しなくて良かった。

 

その後、電車を乗り換えた私は無事乗り物酔いしました、まる!!!

 

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